2024冬 社長トルコ・イタリア訪問記

おいしいざくろジュースを求めて・・・。
今年収穫し搾汁されたざくろジュースの官能検査のため、
トルコ、イタリアのシチリア島へ行ってきました。

1.関西国際空港→イスタンブール→チュクロバへ

徳島から関西国際空港まで車で4時間弱。
さらにイスタンブールまで約14時間のフライトです。
イスタンブール空港は間近で飛行機が見られるのが嬉しい(学生の頃パイロットになりたいと思ったことがあります笑)

徳島からチュクロバ空港まで、飛行機の乗り換え時間を含めて24時間以上たっています。
チュクロバ空港は2024年8月にできた新しい空港で、とてもきれいです。

チュクロバ空港からさらに車で約2時間の工場へ向かう途中、お腹が空いたので腹ごしらえ。空港から工場までは運転手つきのレンタカーで向かいます。
運転手が信号で止まるたびに、窓を開け隣の車やバイクに「この辺りでおいしい店はどこか?」と聞いていました。
トルコ人は皆陽気でフレンドリーです。

エレリーの街のレストラン。前菜だけでこれだけ出てきます。
パンの真ん中にあるのはなす料理。日本の「焼きなす」のような調理法で、なすの皮を焦げるまで焼き皮をむいて、実のとろとろになったところを食べます。

トルコピザは薄くてカリカリでおいしいです。
これが1人前でかなりボリュームがあるのに、現地の女性はペロッと食べていました。

2.工場到着

エルス社に到着しました。
トルコのビジネスミーティングはお菓子とチャイ、トルココーヒーでもてなしてくれます。

写真のオレンジ色のお菓子は、かぼちゃのスイーツです。めちゃめちゃ甘い...。
無糖のチャイや苦味の強いトルココーヒーによく合う味でした。

3.今年もばっちりのおいしさでした

毎年官能試験で現地に赴くのはトルコ人の「おいしい」と日本人の「おいしい」が全く違うから。
ざくろは農産物なので、収穫時期、産地、搾り方で全然味が違ってきます。
トルコ人の「おいしい」は信用できないので(笑)毎年ざくろの収穫時期に官能検査に訪れています。

写真で色の違いが分かりますか?ガラスの容器に入っているのは全てざくろジュースです。色も味も全然違うんです。

糖度計で計測中。一般的に糖度14度を超えると「甘い」と感じる人が多いです。
みかん、メロンなども14度以上は甘いと感じます。

エルス社の品質管理の方たちと。
今回もばっちりのおいしさでした!

他のざくろジュースと間違えないよう恒例のサイン会

工場長のムスタファさんと。
「今年もおいしいざくろジュースをありがとうございます!」

4.さらにおいしいざくろジュースを求めて

「トルコよりもおいしいざくろジュースがある」と聞き10月にシチリア島を訪れました。
日本人の味の好みを説明し、現在販売しているざくろジュースのサンプルを渡し「こんなざくろジュースが欲しい」と話すと「O K!ざくろジュースの収穫時期にまた来てください」と言われたので今回の訪問になりました。

さてシチリア島のざくろはどんな味なのでしょう。期待と不安が入り混じります
日本人好みのざくろジュースはあるかな?

シチリア島のざくろジュースも日本人好みのおいしいざくろジュースがありました!
10月訪問したときに説明したのをよく分かっていて「渋み」が少ないものをチョイスしてくれていました。
トルコ人は「渋み」が分からない人が多かったので、イタリア人の舌に感激です!

トルコもシチリア島もおいしいざくろジュースが手に入ったので祝杯です笑
今年もお客さまにおいしいざくろジュースをお届けします!